ガソリンを入れ間違えた!軽油・レギュラー別の対処法

トラブル対処

入れ間違いに気づいたら、エンジンをかけずに給油したスタンドの店員か販売店、ロードサービスに連絡するのが基本です。 給油しただけでエンジンを始動していなければ、タンクの燃料を抜き取る作業で済むことが多くなります。

すでにエンジンをかけてしまった場合も、慌てる必要はありません。異変に気づいた時点で停車してエンジンを止めることが、被害を小さくするポイントです。

ガソリンを入れ間違えたときにまずやること

最優先は、エンジンを始動しないことです。 燃料が配管やエンジンに回る前なら、タンク内の抜き取りと清掃で済む可能性が高まるためです。

  1. 給油後に気づいたら、エンジンキーを回さない(プッシュ式はスイッチを押さない)
  2. 給油したスタンドの店員に、入れ間違いを伝える
  3. ロードサービスや販売店に連絡する
  4. 車は押して安全な場所へ移動するか、レッカーを待つ

スタンドによっては対応可能な場合もあります。ただし、作業の可否や費用は店ごとに異なるため、まず相談してください。

すでにエンジンをかけてしまった場合

走行中に加速が悪くなる、ノッキングのような振動が出る、白煙や黒煙が出る、エンジンが止まりそうになる、といった症状が出ることがあります。こうした症状があれば、すぐに安全な場所へ停車してエンジンを切ってください。 高速道路なら路肩の安全な場所に停め、同乗者を車外の安全な場所へ避難させたうえで連絡しましょう。

軽油をガソリン車に入れた場合の対処

ガソリン車に軽油を入れた場合は、エンジンをかけずにタンクの燃料を全部抜き取ってもらうのが基本です。 軽油はガソリンのように燃えにくいため、混ざった状態では正常に燃焼せず、エンジンの不調につながるおそれがあるからです。

少量の混入でも、不調が出る場合があります。混入量が少ないからと自己判断で走るのは避け、整備工場で状態を確認してもらってください。

レギュラーをディーゼル車に入れた場合の対処

ディーゼル車にガソリンを入れた場合も、エンジンをかけず、燃料の抜き取りと配管の点検を依頼するのが基本です。 ディーゼル車は燃料が潤滑の役割も担っており、ガソリンが混ざると燃料系の部品に負担がかかるおそれがあります。特に燃料を高圧で送る部品は繊細なため、始動後に走行すると修理が大きくなる可能性があります。

状況 ガソリン車に軽油 ディーゼル車にガソリン
始動前に気づいた 燃料抜き取りで済むことが多い 燃料抜き取りで済むことが多い
始動してしまった 不調が出やすい。停車して相談 燃料系の点検が必要になることも
連絡先 スタンド・販売店・ロードサービス 同左
走行の可否 走らない 走らない

入れ間違いを相談する目安と費用感

連絡先は、状況によって使い分けるとスムーズです。 費用は車種や作業内容、混入量、エンジン始動の有無によって大きく変わるため、見積もりを取ってから依頼しましょう。

  • 給油直後で未始動: スタンドや販売店へ連絡
  • 走行中に不調が出た: 停車してロードサービスへ連絡
  • 自走できない・場所が危険: レッカー手配を優先

ロードサービスは、保険や会員サービスの契約内容で対象範囲が異なります。事前に確認しておくと、いざというときに安心です。

給油ミスを防ぐ工夫

給油前に、給油口の内側のラベルと給油機の表示を確認するだけで、多くの間違いは防げます。 次のような工夫が有効です。

  • 給油口のフタ裏の燃料表示を見る習慣をつける
  • レンタカーや乗り慣れない車は、特に必ず確認する
  • 給油ノズルの色は店によって違うため、色だけで判断しない
  • セルフスタンドでは、ノズルを持つ前に油種ボタンを再確認する

万一間違えても、早めに気づいて連絡すれば対処できます。落ち着いて、まずエンジンを止めることから始めてください。

よくある質問

入れ間違いに気づかず少し走ってしまいました。どうすればよいですか?
異変を感じたら安全な場所に停車してエンジンを止め、ロードサービスか販売店に連絡してください。走った距離や混入量によって状態が変わるため、自己判断で走り続けないことが大切です。
入れ間違いの修理費用は補償されますか?
契約内容によって異なります。自動車保険のロードサービスは、レッカー移動が付帯されていても燃料抜き取り作業は対象外のことがあります。契約している保険会社に、対象範囲を確認してください。
ハイオク車にレギュラーを入れてしまった場合はどうなりますか?
車種や取扱説明書の指定によって異なります。軽油の混入とは別の問題なので、取扱説明書で指定燃料と許容範囲を確認し、不安なら販売店に相談してください。

本記事は一般的な情報の提供を目的としたものです。車種によって仕様や手順が異なるため、必ずお乗りの車の取扱説明書をご確認ください。作業に不安がある場合や安全に関わる不具合は、無理をせずディーラー・整備工場・ロードサービスにご相談ください。
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